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地図を書こう

海岸線データは?
・データ
地図データは,GMTをインストールした際に,いっしょに付属している.
作図
作図するコマンドは,たった1行です.
pscoast
pscoast -R90/110/5/30 -Jm0.35i -Ba5f5g5 -Di -G255 -W0.5 -X1.5 -Y1.5 -P -N1 -K > esasia3.ps
対象地域の地図を描く.(ここでは,インドシナ半島)

説明

-Rオプション
地図の範囲

-Jm0.35i
投影法の種類.mはメルカトル図法.0.35iは1単位あたり0.35インチで描画するということ.mを大文字のMにすると,その後ろの数字の幅の図を作成する.
例)-JM15cとすると,描画される地域の,西端から東端までが15cmとなるように描かれる

-Bオプション
軸の情報.数字を振る間隔:a,ティックマークを振る間隔:f,グリッドを書く間隔:g.さらにスラッシュ(/)を続けて,WSenと書くと,大文字で書いたW方向とS方向の軸に,-Baで与えられた間隔で緯度経度を描く.その緯度経度の書き方は,.gmtdefaultで設定されている.

-Di
地図の粗さ.
粗い
普通
i
h
細かい
f


-Gオプション
陸域の色をRGB値で入れる

-Wオプション
海岸線の太さ

-X1.5 -Y1.5
描画する位置.図の左下を指定する.

-P
縦書き

-Nオプション
1で国境線を引かせる
1
国境線
2
3
4
5


-Kオプション
続きますよ,というフラッグ

> esasia3.ps
出力されるファイル名.